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万世橋高架橋は現役高架橋でありながら、中央線の起着点として1912年(明治45年)に開業した旧万世橋駅の鉄道遺構である。1943年万世橋駅休止後、交通博物館(~2006年)として姿を変え、時代に合わせた役割を果たした。そして、2013年9月、約70年の時を経て万世橋駅の歴史を引き継ぎ人々が集う商業施設「マーチエキュート神田万世橋」として再生した。 遺構レンガと補強コンクリートの2つのアーチの力と高架橋というスペースが連なる特徴的な空間を活かすために、恣意的なデザインを施すのではなく、現存のアーチ形態を損なわない歴史そのものを体感できる場を考えた。『高架橋としての風景の修復』と『高架橋を現代に活かす』という保存再生のコンセプトを中心に、本来の鉄道遺構としての風景を修復すると共に、旧万世橋駅独自の価値を都市に再生する計画を目指した。 さらに、計画以前は建物が面する神田川に対し閉鎖的な建物であったが、現代の東京では同規模の実例の無い約140mの親水デッキを創った。神田エリアが本来持っていた『水際の風景とにぎわい』を現代に再生した。万世橋高架橋は、鉄道遺構の再生を通して現代に生き続ける遺構として社会と繋がり、活性化させる存在として、ひとつのモデルとしてあり続けることを望むものである。


Completion : 2013.09 Principal use : Shop Total floor area : 1950.0㎡ Building site : Tokyo


  • 日本建築学会業績賞
  • JIA優秀建築選
  • グッドデザイン賞・大賞候補7選・特別賞
  • ブルネル賞技術インフラ環境部門優秀賞
  • JCDデザインアワード

みかんぐみ在籍時担当作品  work at the MIKAN job